ハードディスクのトラブル

 

ハードディスクのトラブルはほぼ「不良セクター」です。

 

では、「不良セクター」とは何でしょうか?

 

記録の最小単位がセクターです。

 

ちなみに1セクターには4096バイトのデータが保存されています。

 

Windows7の初期迄は昔は512バイトでした。

 

では、不良セクターの原因は何でしょうか?

 

ハードディスクの主要部品であるプラッタと呼ばれる円盤状の部品にデータが保存されています。

 

その表面の磁力が経年劣化や衝撃等でデータの読み書きが不能になる故障です。

 

この不良セクターが発生しても、気がつかない方が多いのです。

 

ハードディスクのメーカーでは、不良セクタが発生する事は想定されていて、
修復機能が用意してあり、もし不良セクターが発生してもパソコンは正常に動作します。

 

しかしその修復機能にも限界があり、ある数値を超えれば動作不能を起こします。

 

主な症状としては、固まったり、動作速度が遅くなります。

 

この段階になると人間に例えると死にかけです。

 

その状態で使い続けるとやがて死にます。

 

パソコンのメーカーや販売店に持ち込まれると次のよいうな診断が下されます。

 

「データ量がだんだん増えるので遅くなる」とか
「OSリカバリーすれば直る」とか
このように、間違った事を言っている人がなんと多い事か!

 

実は筆者自身も昔はパソコンメーカーに在籍していましたす、
退職後は、大手のパソコン設定業者の仕事をしてきましたが
そのマニュアルには、このような症状の場合は「OSリカバリー」をするよう決められています。

 

今考えると何と「間違ったマニュアル」を信じていたのか・・・・
現在のマニュアルも同じ事が記載され全国で実行されているのです。

 

一般のユーザーが不良セクタの有無や状態を確認する方法はあるのでしょうか?

 

あります。 S.M.A.R.T 情報を取得するのです。

 

「 CrystalDiskInfo 」を使用します。

 

不良セクタがない場合「05:代替処理済みのセクタ数」の「生の値」が 0となっていますが
不良セクターが発生すると、この数値が 1 以上になります。

 

「C6 回復不可能セクタ数」の生の値にカウントされていれば悪化しています。

 

パソコン設定業者や修理業者及び一部のデータ復旧業者では
データ復旧をする前にハードディスクを全面スキャンする業者がいます。

 

この作業が命取りとなるのです。

 

正しいのは、
まず、セクターイメージデータを抽出する事です。

 

データ復旧作業はその後の作業です。